ローズの効果・効能と使い方や注意点|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル百科

Rose

ローズとは?

美と愛の象徴

ローズは高さ2mほどになる落葉性低木。 精油が抽出されるのは、主にキャベジローズ(Rosa centifolia)とダマスクローズ(Rosa damascena)の2種類です。古くから多くの人に愛され、古代ギリシャ、ローマ、エジプト、イスラム世界などでもローズに関する神話が多く存在します。花の女王とも言われ、愛と美の象徴ともされるローズは、昔から想いを人へ伝える贈り物の花としても大変人気があります。
エレガントで女性らしい、甘く濃厚なフローラルな香りが特徴で、スキンケアや情緒の安定に、心と体の両面からアプローチして美容効果を発揮します。精油では、水蒸気蒸留からできるローズオットーと、溶剤抽出からできるローズアブソリュートに分けられます。

ローズの詳細データ

   

学名 〈キャベジローズ) Rosa centifolia、〈ダマスクローズ) Rosa damascena
科名 バラ科
抽出部位
原産地 ブルガリア、トルコ、イラン、フランス、 モロッコ
主な成分 〈水蒸気蒸留法〉シトロネロール (~50%)、ゲラニオール、ノナデカン、ネロール、リナロール、ヘンエイコサン、メチルオイゲノール、リナロール、酢酸ゲラニル、酢酸シトロネリル 〈溶剤抽出法〉フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、シトロネロール、ノナデカン、ネロール、酢酸ケラニル
作用 強肝、強壮、抗うつ、抗炎症、抗菌、収 れん、鎮厘、鎮静、通経、皮膚再生
薄い黄色、濃いオレンジ色
ノート ミドル

ローズの品種

キャベジローズ(Rosa centifolia)

正式な品種名はロサ・ケンティフォリア。見た目がキャベツに似ていることから、キャベジローズと呼ばれるようになりました。特徴は、呼び名の通り、花びらの多さです。薄い花びらが幾重にも重なり、丸くカップ状に咲く様子はとても優雅な印象です。

ダマスクローズ(Rosa damascena)

正式な品種名はロサ・ダマスケナ。世界で2万種以上もあるなかでも特に甘く芳醇な香りを持つバラです。ガーデニングとして個人で栽培することもでき、オールドローズの一種として、バラ栽培の上級者に人気のあり品種です。

ローズの効果・効能

【心】精神の安定と自信をもたらす

ギリシア神話の女神・アプロディーテ(ヴィーナス)の花であり、「愛のエネルギー」をもつとされてきたローズ。この精油の香りは、鎮静作用と高揚作用を合わせもつため精神のバランスを安定させ、心を強くする働きがあります。神経過敏、悲嘆、情緒不安定、抑うつ. 不安症など、様々な心の問題の解決に役立ちます。傷つき落ち込んでしまった心を引き上げ、自信と安らぎを与えます。

【体】月経トラブルや更年期のケアに

ホルモン調整作用に優れ、月経前に起こる気もちの不安定さやむくみなどの月経前症候群(PMS)、月経痛、月経周期の乱れなど、さまざまな月経のトラブルに役立ちます。また、更年期の気もちの浮き沈みをはじめとした症状の緩和にも有効。帯状庖疹のケアにも有効です。

【肌】あらゆる肌質を美肌に導く

古来、肌を美しく保つために使われてきたローズには、収れん作用や細胞成長促進作用があり、老化肌、乾燥肌、敏感肌、 硬化肌を含めすべての肌タイプに使えます。あせもやニキビ、しわや妊娠線の予防等、全ての年代の肌スキンケアに効果的です。香りがもつ働きも重要。心の状態は肌に影響します。

ローズのおすすめブレンド

シトラス、フローラル、レジン、 スパイス系の精油と調和します

深く濃厚な甘さのある香り

ローズオットー1滴十ジャスミン1滴

軽やかな甘さ。ローズが苦手な人にもオススメ

ローズオットー1滴十ティートリー1滴

ローズの主な使用法

芳香浴沫浴、ボディトリートメント、スキンケア、ヘアケアによく用いられます。気持ちにゆとりが欲しいときには、ハンカチに1滴つけてほのかに香らせると良いでしょう。その日を優雅に楽しみたい気分のときにはフレグランスをつくって携帯すると、気分も高まります。

ローズの使用上の注意点

作用が強いので、少量(30mlの基材に対して1~3滴)で十分です。 妊娠初期は使用を避けてください。