オスマンサスの効果・効能と使い方や注意点|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル百科

Osmanthus

オスマンサスとは?

鮮やかなオレンジ色の花が特徴的で、アプリコットのような甘い香りは秋の風物詩のひとつともいわれるキンモクセイ。ギリシャ語では「香り高い花」という意味をもっています。日本のキンモクセイの変種でギンモクセイや桂花(ケイファ)、フレグラントオリーブとも呼ばれています。原産地の中国では、旧正月に月餅にナッツ類と一緒に入れて食べたり、お茶に混ぜ桂花茶にしたりと食品にもよく使用されています。キンモクセイは500gで約3000ドルの値をつけるほど、天然香料として最も高価な部類に入ります。中国や台湾では古くから愛とロマンスの象徴とされ、結婚するときには、真実の愛を意味するキンモクセイの鉢植え贈る習わしがあるといわれています。

データ

学名 Osmanthus fragrans
科名 キンモクセイ科
抽出部位
原産地 中国(桂林、重慶)、台湾
主な成分 β-イオノン(~30%)、ジヒドローβ-イオノン、Y-テカラクトン、リナロール、ゲラニオール、リナロールオキシド、デカン、4-オリデ
作用 抗うつ、抗炎症、昆虫忌避、神経強壮、鎮咳、鎮静、鎮痛
茶色
ノート ミドル
ブレンド相性 シトラス、フローラル、レジン、ハーバル系の精油と調和します。特にローズオットー、バニラ、スイートオレンジ、サンダルウッドとのブレンドがおすすめです。ノスタルジックでありながら、うっとりと陶酔するようなフローラル・フルーティーノートは香油やコロンに最適です。

効果効能

【心】リラックスタイムのサポートに

キンモクセイの香りは濃厚で奥深く、心を軽やかに明るく保つ働きがあります。その一方で、ストレスや緊張・不安などを緩和し、心が落ち着いてきます。甘い香りが好みの方は特にストレスへの対策やリラックスタイムに役立ってくれるます。そのリラックス効果の高さは安眠効果も期待できるといわれています。

【体】体の冷えを改善し新陳代謝のアップに

キンモクセイの香りには鎮静・抗炎症作用があるといわれており、中医学では幅広く使用されています。胃痛や胃炎・関節炎などの緩和にも役立つといわれ、体の冷えを改善しながら余分な水分を排池します。
月経痛にも良いとされ、特に神経性の症状軽減に効果が期待できるといわれています。また、キンモクセイの香りには食欲を促す物質(オレキシン)を減少させる効果も報告されておりダイエットサポートにも役立つと注目されています。

【肌】入浴剤やコスメ、桂花茶でリラックスを

キンモクセイは少量でも強い芳香を持つことから、手作りコスメの香料として多く使われています。スキンケア効果を期待して塗布利用されることはほとんどなく、皮膚に対する抗炎症作用が期待できるのは芳香浴の場合のことですので過剰に添加しないように注意が必要です。絶世の美女といわれていた楊貴妃は、キンモクセイの花を白ワインに漬け込んで熟成させたお酒、桂花陳酒を好んで飲んだと言われており、体の中から美しさを保つのに役立ちます。お酒が苦手な方は桂花茶がおすすめです。

おすすめブレンド

キンモクセイの香りは濃厚で重めの香りなので、柑橘系の香りと相性がよく、
フローラル系とも比較的ブレンドしやすい香りです。

リラックス・ストレス対策に

ラベンダー、オレンジ、ローズ

心を軽く明るくしたい

レモン、レモングラス、ローズウッド

食欲抑制・ダイエットサポートに

サイプレス、グレープフルーツ

おすすめ簡単手作り香水レシピ

1)オスマンサス(金木犀) 1~2滴 
2)無水エタノール 10mL
3)良くかき混ぜ、スプレー容器に入れて完成です。

主な使用法

入浴剤に使用するのがおすすめです。たくさんの花が咲くので、花びらだけを摘みます。ティーバッグに入れ、お風呂に浮かべるだけでキンモクセイの香りの入浴剤が完成します。キンモクセイの甘い香りが精神安定、ストレス緩和、疲労回復などにいいと言われます。簡単に作り立ての自然のいい香りを楽しみましょう。

また、キンモクセイをお茶で楽しむ「桂花茶」もおすすめです。緑茶や、烏龍茶との相性が良いので日常で手軽に楽しむことができます。お茶にする時は、咲き始めの蕾の時が香りが良くおすすめです。

使用上の注意点

・妊娠中や授乳中の方は使用できません。
・低血圧の方は使用量(濃度)や使用時間に注意が必要です。
・冷所で保存すると固形化する可能性があります。