レモングラスの効果・効能と使い方や注意点|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル百科

Lemongrass

レモングラスとは?

古くから人々に好まれる爽快な香り

レモングラスは2mほどに育つ熱帯性のイネ科の多年草。年に2回以上収穫されるほど成長が早いといわれてます。栽培には熱帯性気候が適していて、高温と日光を好みます。熱帯地では、熱病や感染症の予防に古くから使用されてきた歴史のある植物です。レモンに似たスッキリとした清涼感のある香りが、精神面での疲労を回復し、気持ちのリフレッシュに役立ちます。

詳細データ

学名 Cymbopogon citratus
科名 イネ科
抽出部位 全草
原産地 インド、インドネシススリランカ、中国、ベトナム、西インド諸島、アフリカ
主な成分 ゲラニアール(~54%)、ネラール(~35%)、シトロネラール、リモネン、酢酸ケラニル、ゲラニオール、β-カリオフィレンオキシド、リナロール、ミルセン
作用 強壮、抗ウィルス、抗炎症、抗菌、抗真菌、血管拡張、昆虫忌避、収れん、消化
促進、鎮静、デオドラント
淡い黄色~褐色
ノート ミドル
ブレンド相性 シトラス、フローラル、レジン、ハーバル、ウッディ、スパイス系の精油と調和します。ゼラニウム、コリアンダー、クラリセージなどほとんどの精油と好相性。強い干し草調にレモンを加えた香り。ルームフレグランスやティフューザーに。

レモングラスの品種について

レモングラスには数十種類存在するといわれていますが、その種類の中でも西インド種(西インドレモングラス、ホワイトグラス)と、東インド種(東インドレモングラス、レッドレモングラス)の2種類が有名です。西インド種のレモングラスの方が香りの質自体は高く、薬用や洗剤などに多用されており、精油としては東インド種のレモングラスが多く用いられています。

レモングラスの効果・効能

【心】集中力のアップに

新鮮な草とレモンを思わせる爽やかなレモングラスの香りは、気もちが晴れやかに、安心感も与えてくれます。過度な興奮や神経過敏など不安感があるときのサポートに役立ちます。人が集まる部屋などの芳香浴にも使用されます。朝のシャワーやデスクワークなど集中力をアップさせたいときに使用するのがおすすめです。

【体】肩こりや腰痛の緩和に

レモングラスには水溶性のビタミンAが多く含まれているので、免疫系、リンパ系、血液、体液の血管拡張作用があるといわれています。鎮痛作用にも優れていて、肩こり、腰痛、筋肉緩和のトリートメントに役立ちます。痛感染予防や解熱の働きがあるため、暑さで体力が落ちているときのケアに。またレモングラスには、虫が嫌がる香り成分のシトラールも多く含んでおり、昆虫忌避作用があることから、虫よけスプレーなどの防虫対策として使われています。

【肌】虫よけや発汗予防に効果的

デオドラント効果が高い精油なので過度の発汗や体臭の予防に役立ちます。
殺菌消毒効果もあることから夏用のボディローションに少量ブレンドしておくのがおすすめです。レモングラスに含まれるシトラールは抗菌力に優れるため活用範囲が広く、白癖菌による水虫や口唇へルペス(単純へルペスウイルス)など、帯状庖疹後のケアなどに役立ちます。

おすすめブレンド

シトラス、フローラル、レジン、ハーバル、ウッディ、スパイス系の精油と調和します。

主な使用法

芳香浴、ボディトリートメント、沐浴、ハウスキーピング、スキンケア、ヘアケア

使用上の注意点

・高濃度で使用すると皮膚刺激があります。敏感肌の方は注意が必要です。
・入浴に使う際は、乳化剤や少量の植物油に混ぜ、湯に加えると肌あたりが優しくなります。
・眼圧を上げるので緑内障の方への過度の使用は避けてください。
・妊娠中は使用を避けてください。