アンチエイジングに最適!ゴジベリーの成分と栄養や効果効能|スーパーフード百科

スーパーフードとして注目されている『ゴジベリー』とは中国・東アジアが原産のナス科の植物「クコの実」のことです。ここではゴジベリー(クコの実)の成分と栄養や効果効能、副作用について解説していきます。

ゴジベリー(クコの実)とは?

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スーパーフードとして注目されている『ゴジベリー』とは中国・東アジアが原産のナス科の植物「クコの実」のことです。
中国のある伝説では、クコの実を食べるだけで漢方の薬学的な情報が得られると言われているからです。
クコの実の種類はアジアに約85種、北米と中米に約15種あり、アジア種のクコの実の色はオレンジ系の濃い赤色で、極めて栄養価が高く、味は爽やかで濃厚です。ゴジベリー(クコの実)は、杏仁豆腐に乗っている赤い実や薬膳料理などで使われているイメージですが、非常に優秀な食材で特に女性に嬉しい効果があります。
世界三大美女の楊貴妃も美容のためにクコの実を食べていたとも言われ、アンチエイジングに最適な食材として海外セレブだけでなく、美容感度の高い女性の間でブームとなっている、注目すべき食材です。

ゴジベリー(クコの実)の成分と栄養

ゴジベリー(クコの実)は「アダプトゲン=人体に複合的な治療効果を与える物質」と言われています。身体の組織を活性化・強化、副腎を助けてストレスへの対応力を高めます。漢方では、クコの実は副腎や腎臓の機能を調和して高め、持久力、体力が高まり長生きにつながるとされています。
その中でも特に注目されている栄養成分についてご紹介します。

①カロテノイド(ベータカロテンなど)

ゴジベリー(クコの実)は天然の抗酸化物質である、カロテノイド(βカロテンなどのこと)を豊富に含んでいます。その含有量はニンジンよりも多いとされています。カロテノイドは天然の脂溶性抗酸化色素であり、
活性酸素の発生を抑制・除去をする働きに加え、強い抗酸化作用でアンチエイジングに効果があります。

②アミノ酸

ゴジベリー(クコの実)には、20種のアミノ酸と9種すべての必須アミノ酸(副腎を助けるフェニルアラニンやセロトニンを作るトリプトファン等)が含まれています。
アミノ酸には、筋肉疲労の回復と予防効果があるとされています。乳酸の発生を抑え、筋肉疲労を回復させる働きや筋肉を作るタンパク質を生成する効果があります。
また、アミノ酸は美肌作りにも効果的で、肌の水分を保持し、肌の乾燥を防ぐ効果もあります。肌のターンオーバーを促進し、肌にハリ・弾力・うるおいを与えてくれます。

③ビタミン

クコの実はビタミンB1、B2、B6、Eなど豊富なビタミンを含んでいます。(※時々、インターネットではクコの実にはビタミンCが豊富に含まれていると謳われていますが、乾燥クコの実にはビタミンCはあまり含まれていません。)
※商品により成分が異なるため栄養表示の確認をおすすめします。

④21種類以上のミネラル(微量元素)

21種類以上のミネラル(微量元素)とは、主に亜鉛、鉄、カルシウム、ゲルマニウム、セレン、リン等の栄養素を含んでいます。

ゴジベリー(クコの実)の効果効能

①抗酸化作用による 美肌・アンチエイジング効果

ゴジベリー(クコの実)はカロテノイドやポリフェノールなどの抗酸化物質を豊富に含んでおり、活性酸素によって引き起こされるシミ・シワ・たるみなど肌の老化予防効果が期待できます。
最近では、大手化粧品会社の実験でクコの実エキスを摂取してから紫外線を浴びると、紫外線によるダメージや色素沈着が軽減されることもわかっています。
クコの実は紫外線によるダメージ軽減・美白ケア食材としても注目されています。

②免疫力の向上・滋養強壮・疲労回復効果

ゴジベリー(クコの実)にはアルカロイドが含まれることから滋養強壮効果が期待できます。
また、免疫力を保持したり向上に役立つビタミンやβカロチンが豊富に含まれています。ゴジベリー(クコの実)の主成分、多糖類、ベータカロテン、ゲルマニウム鉱物が免疫系を改善する効果があるとされています。
ゴジベリー(クコの実)の多糖類とは炭水化物成分で、免疫系を改善し、細胞の突然変異しないよう保護する力があると世界的に認知されています。

ベータカロテンは胸腺の機能を向上させ、免疫系に対するインターフェロンの促進を高めると言われています。インターフェロンとは強力な免疫強化成分で、身体をウイルス感染から保護する中心的な役割となります。
ゴジベリー(クコの実)に含まれる有機ゲルマニウムはがん治療に心強い成分になる可能性があるとされていて、ベータカロテンと同様に免疫系を強化する、インターフェロンの生成を促します。

③女性に嬉しい「冷え性・貧血」軽減効果

ゴジベリー(クコの実)のルチンなどビタミンPには抗酸化作用だけではなく、血行促進にも役立っています。
ビタミンPはビタミンCが適切に機能することを助ける効果がある栄養素です。抗酸化作用によってスムーズな血流を保ってくれるため、鉄分含有量が高く貧血や冷え性対策にいいと言われています。

④ホルモンバランスを整える効果

ゴジベリー(クコの実)に含まれる、βシトステロールは、女性のホルモンバランスを整える効果があります。
また、クコの実に含まれるベタインには月経促進作用があると言われています。貧血や冷え性対策にも役立つのでPMS(月経前症候群)や生理痛、月経不順にも効果が期待できます。

⑤眼精疲労や視力回復効果

ゴジベリー(クコの実)は食べる目薬と言われるほど目に有効な栄養が含まれています。健常な視力にとって必要な2つの抗酸化物質「ゼアキサンチン」「ルテイン」が含まれています。「ゼアキサンチン」「ルテイン」はフリーラジカルによる攻撃から目を守り、損傷を修復してくれる働きがあります。
この抗酸化物質は網膜の中央に集まり、黄斑変性、白内障や糖尿病性網膜症などから目を守ってくれます。

ゴジベリー(クコの実)の副作用は?

ゴジベリー(クコの実)は出来るだけ毎日摂取してほしいスーパーフードです。
その摂取量の目安は、1日に10粒~20粒程度と言われています。過剰に摂取してしまうと人によっては副作用を引き起こす場合もあります。その為、食べる前にクコの実の副作用や適正量について確認が必要なのです。

①早産のリスクがある

妊娠中の方はゴジベリー(クコの実)を摂取すると血流量が増えるので早産につながるリスクがあります。
クコの実は漢方として薬の材料にもなる程効果がありますので、妊娠されている方は摂取を控えてください。

②月経が早まる可能性がある

ゴジベリー(クコの実)には血流量を増やす作用があります。この作用が多くの女性が悩んでいる冷え性を改善させたり、代謝を促進させたりしてくれます。しかし、ゴジベリー(クコの実)に含まれる『ベタイン』という成分は月経をはやめると言われているため摂取量には気をつける必要があります。

ゴジベリー(クコの実)その他情報

クコの実は乾燥させたものやそのまま食べても栄養を摂取できますが、クコ茶にして摂取するのもおすすめです。
アジアではクコ茶は糖尿病や心臓病の兆候である血糖値の調整に有効だとされています。

クコの実に含まれる数種類の植物性の栄養素(ペタインや多糖類や抗酸化色素)は肝臓の解毒作用や、発がん物質・肝炎ウイルスによる肝機能障害を防ぐ力を向上させてくれます。

クコ茶はあらゆる消化器系の疾患にも有効で、潰瘍や過敏性の消化器系疾患からの回復にも一役買ってくれます。
お茶として飲むとゴジベリー(クコの実)の多糖類がお湯によって抽出されるので簡単に体内に取り入れることができます。