カーネーションの効果・効能と使い方や注意点|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル百科

Carnations

カーネーションとは?

世界中で愛されるカーネーション

カーネーションは世界中で2000年以上も栽培されている歴史ある花です。日本でも母の日のプレゼントとしてカーネーションを贈ったりと馴染み深いです。フランスではOeillet (ウイエ)呼ばれており、日本名はオランダ石竹(せきちく)といいます。
学名の”Dianthus caryophyllus”とは「クローブの香りがする神の花」という意味をもち、英国ではクローブビング、ジリフラワーとも呼ばれています。日本で馴染みのあるカーネーションの花はほとんど香りがありませんが、本来は深く甘い香りの強い花です。
精油は花からアブソリュート(溶剤抽出)され、採油率が0.02~0.03とかなり低いため、非常に高価で貴重な精油となっています。

グローブのような深く甘い香り

その甘く濃厚な香りはややスパイシーさもあり、「香り全体を引き締め、奥行きを出す」と言われており、香水の原料として多く活用され、ディオールの「プワゾン」やサンローランの「オピウム」、エルメスの「パルファン・ド・エルメス」などの有名な香水に使用されていますが、貴重で高価なため、現在は多くが合成香料になっています。

詳細データ

学名 Dianthus caryophyllus
科名 ナデシコ科
抽出部位
原産地 エジプト、フランス、イタリア
主な成分 安息香酸ベンジル(~15%)、ペンタコセン、サリチル酸ベンジル、オイケソール、グァイアコール、リナロール、ゲラニオール、リノール酸メチル
作用 抗うつ、高揚、神経強壮、鎮痩、鎮静、鎮痛、保湿
緑がかった薄茶色
ノート ミドル~ベース
ブレンド相性 シトラス、フローラル、レジン、ハーバル系の精油と調和します。特にベルガモット、マンダリン、イランイラン、ローズ、ラベンダー、クラリセーヌコリアンダー、ベンソイン、ミルラと好相性。アンバースバイシーノートとしてごく少量をブレンドすると深みのある甘さが引き立ちます。

効果・効能

【心】持ちの落ち込みや精神疲労に

カーネーションのグローブを思わせる深く甘いフローラルの香りは母親の無条件の愛を象徴しているといわれています。
カーネーションの香りは気分をスッキリとさせてくれます。またストレスを軽減したり気持ちの落ち込みや不安・緊張・疲労感など心身のバランスを整えて癒してくれる効果が期待できます。

【体】エネルギーの回復に

カーネーションの花ははるか昔から花をお茶にして神経過敏、不眠、心臓の障害に使い、エネルギーを回復させてきました。カーネーションの香りは更年期の不快な症状や、月経痛も和らげてくれる効果も期待されています。

【肌】アンチエイジングに

肌の調子を整える働きがあり、しわや乾燥肌に効果的。ローズヒップオイルや、アルガンオイルなどの美容オイルにごく少量をブレンドしトリートメントすると良いといわれています。ただしカーネーションは皮膚刺激が心配されていますので原液を素肌に利用できませんのでご注意ください。

おすすめブレンド

ベルガモット、マンダリン、イランイラン、ローズ、ラベンダー、クラリセーヌコリアンダー、ベンソイン、ミルラなどのシトラス、フローラル、レジン、ハーバル系の精油ととても相性が良く、ごく少量をブレンドするとカーネーションの深みのある甘い香りがより引き立ちます。

主な使用法

芳香浴として香りをお楽しみいただくのがおすすめです

使用上の注意点

妊娠中・授乳中の利用は避けましょう。フェノール類が多く含まれており、皮膚刺激が強いため、肌への直接の使用はごく少量を使用してください