美容やアンチエイジングに効果的!カカオに含まれる成分と効果効能や副作用について|スーパーフード百科

カカオは「神の食べもの」と言われるほど、美容やアンチエイジングに効果的な栄養素がたっぷり含まれたスーパーフードです。ここではカカオの成分と栄養や効果効能、副作用について解説していきます。

カカオとは?

カカオは「神の食べもの」と言われるほど、美容やアンチエイジングに効果的な栄養素がたっぷり含まれたスーパーフードです。カカオは1年中が旬で、クリオロ種、フォラステロ種、トリニタリオ種という主要な3品種があり、世界中で広く栽培されています。
ご存知の通り、チョコレートは「カカオ」から作られています。チョコレートが持つ抗酸化作用、ミネラル成分、神経伝達物質を活性化する効果、健康をもたらしてくれるその性質は原料となる「カカオ」による効果です。

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カカオの成分と栄養

ポリフェノール

カカオにはカカオポリフェノールがたっぷり含まれていることから、健康維持に役立つと言われています。
抗酸化物質は加齢に伴う病気などから守ってくれます。DNAがフリーラジカルの損傷を受けないよう保護する効果もありあます。他にもカテキン・エピカテキンなどの抗酸化物質も含んでいます。

マグネシウム

カカオはマグネシウムを含んでいて、アルカリ性ミネラル食品の一つとされています。身体をアルカリ化し、腸の運動を活発にさせる、月経痛の緩和、筋肉の弛緩、柔軟性を高めるなどの働きがあります。
また、体内にマグネシウムが十分にあると、血管と動脈が安定して緊張を緩め、血液や酸素・栄養素の流れが良くなります。

鉄分

カカオには豊富に鉄分が含まれています。鉄分は必須ミネラルで、酸素を運ぶタンパク質・ヘモグロビンを構成し、血液を健康に保つと共に貧血を予防します。

クロム

カカオにはクロム不足を解消できるほど豊富に含まれています。クロムは重要な微量元素で、血糖値の調整に役立ちます。

マンガン

カカオは必須微量元素のマンガンも含んでいます。鉄分のサポートをして、血液の酸化とヘモグロビンの生成を助けます。

亜鉛

カカオは必須微量元素の亜鉛も豊富に含んでいます。亜鉛は免疫力、肝臓・膵臓・膣分泌液・皮膚で重要な役割を果たしています。

銅も必須微量元素で、カカオなど植物のビタミンC群に含まれています。健康な血液や強い免疫力を作るのに役立ちます。

ビタミンC

カカオニブ28gでビタミンCを21%摂取できるという研究結果があります。100gあたりに換算すると約44gと非常に高い数字だといえます。しかし、カカオのビタミンCを含まれたまま摂取するには生でないと摂取できません。
加熱・加工されたチョコレートでは貴重なビタミンCは失われてしまいます。

フェニルエチルアミン(PEA)

カカオにはフェニルエチルアミン(PEA)も豊富に含まれています。様々な度数のPEAが含まれていますがカカオ豆の焙煎時に破壊されるか、凝固します。PEAは熱に弱い為、加熱処理されたオーガニックチョコレートには含まれていません。PEAは集中力や俊敏さをめる効果があります。
カカオにはPEA濃度が2.2%以上あり、マグネシウムが非常に高濃度に含まれていることで食欲抑制の役割も果たします。

トリプトファン

カカオには気分を高める作用のある、必須アミノ酸の一種「トリプトファン」が豊富に含まれています。
トリプトファンはセロトニンを生成するのに非常に重要な存在です。トリプトファンは体内にマグネシウムのある環境下で、ビタミンB6、ビタミンB3と反応しセロトニンを生成します。セロトニンの働きが高まると不安感が減り、神経系、生理学的なストレス防御機能が改善されます。

セロトニン

セロトニンは人間だけでなく生物全てが持っている、主要な神経伝達物質で、化学的な性質としてはトリプトファン、メラトニンやジメチルトリプトファン(DTA)とにていてストレス防御機能に役立ちます。

食物繊維

カカオには特殊な水溶性の食物繊維が含まれています。この水溶性の繊維が腸内を浄化し便通を良くするのに役立ちます。この繊維はカカオを粉状にしても失うことはありません。

テオブロミン

カカオにはテオブロミンが約1%含まれています。テオブロミンは優秀な抗菌物質で、ミュータンス連鎖球菌(虫歯の原因となる菌)を殺菌する効果があります。テオブロミンは心血管系を拡張し、心の働きを助けてくれます。

カカオの効果効能

①高血圧予防効果

カカオに含まれるポリフェノールには、血圧を下げる効果が期待できます。血管の詰まりを防ぎ、血管を拡張させる働きがあります。また、カカオに含まれるエピカテキンも同様に血圧を下げてくれる効果があり、継続して摂取すると高血圧の人の方が血圧低下効果が出るとされています。また、カカオには強い抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれていることから、動脈硬化を防ぐ効果も期待できます。

②便秘解消効果

多くの女性の悩みである便秘。便秘解消には食物繊維と言われていますが、ピュアココアにはゴボウの約4倍、アーモンドチョコレートにはゴボウの約2倍の食物繊維が含まれていると言われています。また、カカオに含まれる食物繊維は不溶性のため腸壁を刺激し、便の排出を促す効果もあります。カカオには善玉菌のエサとなって腸内バランスを整える「カカオプロテイン」という成分も含まれていることから便秘解消に効果があると言えます。

③アンチエイジング効果

カカオに含まれるポリフェノールにはシミやシワの原因となる活性酸素を除去し、老化を防ぐ抗酸化作用があります。加齢に伴うシミやシワなどの肌トラブルを防ぎ美肌を保ちます。

④ダイエット効果

カカオに含まれるカカオポリフェノールは血糖値の上昇を緩やかにするためインスリンの過剰分泌を抑え、空腹感も抑えてくれます。食事前に摂取することで脳の満腹中枢を刺激し、少量でも満足感を得やすくなり摂取カロリーを減らすことができます。市販の砂糖や乳脂肪たっぷりのチョコレートではなく、必ず、カカオ含有量70%以上のものを選びましょう。

カカオの副作用は?

カカオは前述したとおり「神の食べもの」と言われるほど、美容やアンチエイジングに効果的な栄養素がたっぷり含まれたスーパーフードですが、本来はカカオのみの摂取が理想で、砂糖、乳製品、化学物質などは不要なのです。
カカオに精製された白砂糖を組み合わせると、ミネラルを奪い、血糖値障害や脱水症を引き起こす、非常に強い中毒性のある食材となってしまいます。砂糖には危険が多く、カカオ本来の治癒力を変えてしまいます。
カカオの特殊な性質のほとんどは調理・精製により壊れてしまうといわれています。

カカオは身体に良いからと市販のチョコレートばかり摂取しないようご注意ください。上記に前述した嬉しい効果は、高カカオのチョコレート(カカオ70%以上含有のもの)でないと思わしい効果は得られなくなってしまいます。
市販のチョコレートの過剰摂取はカロリーオーバーとなり、肥満にもつながる危険性がある為、カカオ選びと摂取量には気を付けなければなりません。
また、カカオには必須脂肪酸のオメガ6脂肪酸(トランス脂肪酸)が含まれています。生のカカオとは違い、加熱処理をされたチョコレートを食べた場合、炎症反応を起こす可能性があります。