ベルガモットの効果・効能と使い方や注意点|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル大百科

Bergamot

ベルガモットとは?

ベルガモットは苦みのある果肉ではなく、果皮から香りを抽出します。その心地良く落ち着いた香りは、オーデコロンの原料や、食品の香りづけなどに人気です。とくに有名なのがアールグレイの紅茶。イギリスのグレイ伯爵にちなんでつけられた名前です。

ベルガモットと他の柑橘系との違いは?

ベルガモットは、柑橘類の果皮から得た精油の多くは、成分の70~90%程度がリモネンで占められています。 一方、ベルガモットはリモネンが30%程度で、鎮静作用のある酢酸リナリル(約30%)やリナロール (約10%)が多いのが特徴です。ほかの柑橘類の精油とは成分の構成が大きく異なり、香りにも複雑さがあります。

ベルガモットのデータ

学名 Citrus bergamia
科名 ミカン科
抽出部位 果皮
原産地 イタリア南部(カラブリア地方)、南フランス、コートジボワール
主な成分 酢酸リナリル、リナロール、サビネン、ピネン、ゲラニオール、シトラール、酢酸ネリル、ベルガプテン、ベルガモチン、ベルガプトール
薄い黄色~緑色
作用 抗ウィルス、抗うつ、抗炎症、抗感染、 抗菌、抗不安、高揚、収れん、消化促進、 鎮厘、鎮静

ベルガモットの効果・効能

【心】感情のバランスをとり、心をケアする

ベルガモットの香りがもつ鎮静作用は、心のケアに大きく役立ちます。精神疲労、食欲不振、うつ気分、緊張や怒り、落ち込みなど、崩れている心のバランスを立て直すためのサポートをします。とくに、うつ傾向が出ているときに好まれ、治療のサポートにもなる香りです。病気で弱っている気持ちを、明るく照らす働きもあります。
寒く長い冬の期間、北欧や英国では抑うつ症の人口が増えます。日照時間の劇的な短縮と関係が深く、SAD(季節性情緒障害)といわれています。その場合、バスオイルで使用することにより、太陽にあたったときのような抗うつ効果を与えることが研究でわかっています。

【体】泌尿器トラブルやむくみ解消に

ストレスによる消化系の不調に芳香剤やトリートメントを。抗菌作用があるため泌尿器の感染症、ぼうこう(勝耽炎、尿道炎など)にも用いられます。琶滞除去作用でむくみの解消にも。 鎮痛作用もあり、痛風のケアに役立ちます。

【肌】脂性肌やニキビのケアに

抗菌作用があるため、ニキビや吹出物が気になる肌のケアに役立ちますが、光毒性があるため注意が必要です。ベルガモット精油を1%濃度に希釈して皮膚に塗布したあと、光毒性を示さなくなるまでに8時間かかったというデータがあります。肌に使うときは、光毒性のある成分をとり除いたタイプを選ぶと良いでしょう。

ベルガモットのおすすめブレンドや活用法

シトラス、フローラル、レジン、 ハーハル、スパイス系の様々な精油と調和します。ブレンドするとトロピカルフルーツとスパイスの混ざった独特の香りを添えたり、やさしいニュアンスを加えます

さわやかで明るい気持ちになりたい時

ベルガモット3滴+ユーカリ・ラディアタ1滴

おだやかな気持ちになりたい時

ベルガモット2滴十ネロリ1滴

ベルガモットの使用上の注意点

皮膚にやさしい精油ですが、光感作(日光にあたることでアレルギー症状を示す)があるので、皮膚につけて直射日光に当たらないこと。光感作のないFCF精油もあります。