【アーユルヴェーダ式】白湯習慣のすすめ。デトックスや美白効果も

Hotwater 01

白湯とは?

「白湯(さゆ)」とは、簡単にいうと「お湯」のことです。
沸騰したお湯を、人肌より少し高めの温度まで冷ましたものを「白湯」と呼びます。
この白湯には私たちの消化力を強化し、同時にすでに溜まってしまって未消化物をデトックスする作用があると言われています。また、体をあたためて、バランスを整えるように働きますので、心身のさまざまな機能を調整してくれます。

アーユルヴェーダでは人のからだも自然界と同じように「火」「水」「風」の要素で成り立っていると考え、水を火にかけ沸かすことで、その全ての要素を満たしているため身体のバランスを整えるとされています。

よく「酒は百薬の長」といわれますが、実際はお酒は飲む量に比較してこころにもからだにも悪影響を及ぼします。
全てのアルコールには「熱い」「鋭い」「乾燥」などの性質がありますが、その性質が命の活力エネルギー(オージャス)の性質と全て正反対なのです。本当の「百薬の長」と言えるのは、実は白湯なのです。

白湯には私たちの消化力を強化し、同時にすでに溜まっていた未消化物(アーマ)を溶かし流す作用があります。
そして、心身のさまざまな機能を調整してくれます。

白湯の効果

Hotwater 03

冷え性改善

朝に白湯を飲むことで胃腸が温まり、 血流も良くなることで、体が温まるので、冷え症改善には効果的です。
私ももともと極度の冷え性だったのですが、毎朝白湯を飲むようにしてから、手足の冷えがかなり改善されました。

冷えと消化力には密接な関係にあります。からだが冷えると消化力が低下しますし、逆に消化力が弱ると冷えが生じます。
多くの方が思っている以上に、消化力は全身の健康状態に影響を及ぼしているのです。
たとえば消化力が弱っているときに過食をしたり、消化に悪いものをたべると中途半端にしか消化されません。すると未消化物ができてからだのさまざまな部位に溜まっていきます。これがあらゆる病気の土台になるとアーユルヴェーダでは考えられています。

日中の眠気が抜ける

アーユルヴェーダでは、日中眠気が抜けるのは実は昼食が原因ではないと考えています。からだに溜まってしまった未消化物(アーマ)が原因としています。小さな子供はご飯を食べて眠ったりせずに元気になります。日中眠っているのは胃腸が弱ってからだに未消化物が溜まっている証拠です。
白湯を飲むと胃腸の消化力が高まり、からだに蓄積した未消化物がをきれいに浄化してくれます。そうすれば自然に日中の眠気も抜けていきます。

デトックス効果

白湯を飲むことで内臓が温められて腸の動きが活発になり、消化力がアップするため、体内を浄化、きれいにしてくれる効果があると言われてます。

美肌効果

肌トラブルの原因の一つは、血流の流れが悪くなることです。血流が悪い状態だとリンパの流れも悪くなり、老廃物が流れずに肌にニキビや吹き出物として現れます。白湯を飲むことで血流やリンパの流れも良くなりますので、美肌効果にもつながります。

顔色が悪く肌荒れがひどい人はからだに老廃物が溜まっている証拠です。白湯を飲み続けて胃腸の消化力が高まり、代謝がスムーズになることでからだに溜まった老廃物を排出してくれて、肌も美しくなるのです。

下半身のむくみを解消

夕方になると足がむくんでだるくなったり、痛んだりするという症状もからだに溜まった未消化物(アーマ)が原因と言われています。
食べたものは本来日中のうちに消化され、栄養素となってからだに行きわたらなくてはいけません。しかし、消化されずに血液中に未消化物として残ってしまうと、それが重く沈んで下半身にたまります。足がむくむのはそのためです。
白湯を飲んで、血液中の未消化物がしっかりと消化され、血流やリンパの流れに滞りがなくなれば、むくみは自然にとれていきます。

アーユルヴェーダ式、白湯の作り方

Hotwater 04

1.やかんにきれいな水を入れてフタをし、強火で沸かします
2.沸騰したら、フタを取ります
3.そのまま10分〜15分沸かし続けます
4.すぐに飲む分以外は保温ポットなどに入れておきます

水で割って冷ますという方法はおすすめできません。沸騰させることで水道水の不純物を取り除くこともでき、水道水独特のカルキ臭も軽減されるので、必ず沸騰させてから冷ますようにしましょう。

効果的な飲み方とタイミングと注意点

白湯の飲み方

・飲み方カップに注ぎ、できるだけ熱いまま、すするようにして飲みます
・食事と一緒にカップ一杯の白湯を飲むと、消化の助けになります
・健康的に痩せたいときは、食後30分にもう一杯飲みます
・1日に700〜800ml(カップ5〜6杯程度)を飲むようにします

白湯を飲むタイミング

白湯を飲むタイミングは朝起きてすぐと、食事中がお勧めです。
また、アーユルヴェーダによると朝起きてすぐに150cc程度の白湯をおよそ5~10分かけて飲むのが良いとされています。

未消化物や毒素が溜まっている方は、飲み始めたときは美味しくないと感じることがありますが、飲み続けると甘さを感じるようになります。これは消化力が上がり、未消化物が減ってきたサインです。

白湯を飲むときの注意点

よく沸かした白湯には腸内の毒素を浄化する力があるため、飲みすぎると腸から吸収されるはずの栄養まで流れてしまい、それを続けているとからだが弱ってしまうことがあります。1日に飲む白湯の量は800mlまでとし、それ以上は飲まないように気をつけてください。

ショウガ白湯

ショウガには「からだを温める」「疲れをとる」「デトックス効果がある」など、さまざまな効能が伝えらえていますが、消化力アップの観点からも、白湯とならぶ抜群の効果があります。

白湯を作る時にスライスしたショウガを2〜3枚、水に入れて沸かします。これを食前もしくは食事中にカップ一杯飲みます。
このジンジャーティーは1日に2〜3杯を限度とし、それ以上は飲まないようにします。食欲がない、消化するのに時間がかかるときなどにオススメです。