女性に嬉しい栄養素を豊富に含むびわ茶!効果効能や飲み方、副作用|スーパーフード百科

びわの葉を抽出しお茶にしたびわ茶。ダイエット効果や、美容効果も高く私たちの健康維持には欠かせない栄養素をたくさん含んでいるびわ茶の成分や効果効能について解説していきます。

びわ茶とは?

びわ茶とは、びわの葉を抽出しお茶にしたものことをいいます。
枇杷(びわ)はバラ科のびわ属に属す常緑高木で、一般的にオレンジ色をした果実が有名ですが、びわの葉には驚くべき効果や効能が期待されています。

びわは、原産国のインドや中国で古くから漢方や民間療法で使用されています。現在でも自然療法として、病気予防や万病治癒において欠かせないアイテムとして知られています。「ビワの葉療法」という言葉もあり、「一家に一本のびわのきがあれば医者いらず」と言われるほど、昔から様々の病気の治癒に役立ってきています。

びわの葉の効果効能は数えだすとキリがないほどあるといわれており、最近ではガン予防が期待できると注目を浴びています。その他にもダイエット効果や、美容効果も高く私たちの健康維持には欠かせない栄養素をたくさん含んでいます。

びわの葉に含まれる成分

アミグダリン配糖体

「アミグダリン」という成分はびわの葉やアーモンドなどに含まれており、抗がん作用が期待できると注目されています。また、アミグダリンには「中毒性」があるともいわれており摂取量などには大変注意が必要です。

葉酸

葉酸はビタミンB群に属している水溶性ビタミンです。葉酸は代謝に深く関わり、タンパク質や核酸の合成に働きかけ、細胞を新しく作りだすために必須となる栄養素です。核酸とはDNAやRNAのことをいい、細胞の核の中にあり遺伝情報を保存し、情報通りに身体を作っていく指令を出す大切な根幹です。そのため妊娠初期の妊婦さんには必要不可欠といわれる栄養素です。

酒石酸

酒石酸とは酸味のある果実や、ワインなどに豊富に含まれている栄養素です。酒石酸はクエン酸と同様に酸性物質を分解してエネルギーに変える働きをします。身体をアルカリ性に保ち免疫力の向上や活性酸素の抑制にも効果があるといわれています。

サポニン

サポニンとは植物の根や葉、茎の部分に含まれる配糖体の一種です。体内で血栓を生成し、動脈硬化の原因といわれる過酸化脂質の生成を抑制する作用があります。また、コレステロールを除去する働きもあります。

クエン酸

クエン酸はレモンや梅干しなど酸味の強い食べ物に多く含まれます。人間のエネルギーを作り出す上で必要不可欠な成分のひとつです。その他にも、疲労物質である乳酸を分解する作用もあり、疲労回復や筋肉痛の軽減にも効果的といわれています。

リンゴ酸

リンゴ酸は有機酸の一種で、リンゴ内に含まれる酸味のことです。クエン酸サイクルを活発にする働きをし、疲労回復や自己治癒力の強化などに役立ちます。

タンニン

タンニンは食べ物や飲み物に含まれる渋味成分のことで、植物の葉に含まれるポリフェノールの総称です。また、緑茶などにも多く含まれるカテキンもタンニンの一種です。タンニンは、身体に有害となる細菌やウイルスを殺菌する作用があるといわれています。さらに抗酸化作用、抗アレルギー作用もあると研究で明らかになっています。

びわ茶の効果・効能

美肌効果

びわの葉に含まれるサポニンには炎症を抑制する作用もあり、ニキビや肌荒れ、吹き出物などにも効果があるといわれスキンケアに使用されることもあります。びわ茶を飲むことで肌荒れを予防し、飲んだ後の茶葉を直接患部へつけることで炎症を沈めてくれるといわれています。

デトックス効果

びわ茶は、体内の不要物を排出してくれるデトックス効果が高いといわれています。主に整腸作用、利尿作用効果が高いため、むくみ改善、代謝アップ、美肌効果が期待できます。長年便秘に悩まされていた方には最適のお茶といえます。

妊娠中の便秘予防

妊娠中に気になる便秘予防としてびわ茶があげられます。びわ茶はノンカフェインのため、妊娠中も安心して飲むことができます。

アレルギー体質の改善

びわの葉に含まれているサポニンには抗炎作用の他に、抗アレルギー、抗菌作用もあるためアトピー性皮膚炎の改善にも役立つといわれています。びわ療法には、びわの葉をお風呂に入れて入浴する「びわ風呂」があります。このびわ風呂はアトピー性皮膚炎の改善だけでなく、湿疹や蕁麻疹、あせもなどの皮膚の炎症に効果があるといわれています。また、継続してびわ茶を飲むことで花粉症などのアレルギー体質の改善に役立ちます。

咳止め

びわの葉に含まれている、「タンニン」と「サポニン」は咳止めに役立ちます。さらにタンニンには抗炎作用もあるため、咳止めだけでなく痰切りや、喉の痛み、気管支の弱い方の体質改善に役立つといわれています。

びわ茶の作り方・飲み方

作り方

まず、びわ茶に使用するびわの葉を用意します。自宅で育てているびわの葉を使用する場合は、できるだけ緑色が濃く大きい葉を選びます。

①びわの葉を洗う

乾いた布巾でびわの葉の汚れを拭き取り、裏側の産毛をスポンジやたわしなどで取っていきます。最後に丁寧に水で綺麗に洗っていきます。

②びわの葉を乾燥させる

・天日で乾燥させる場合
 びわの葉を1センチほどにハサミでカットし、バットやざるに広げます。
 天日で1〜2日ほど干し、手でクシャッと砕けるようになるまで乾燥させればOKです。
・オーブンで乾燥させる場合
 あらかじめオーブンを100度に温めておきます。
 1センチほどにカットした葉を広げ、1〜1時間半ほどオーブンで乾燥させパリパリになったらOKです。

③焙煎する

乾燥させた葉をフライパンに広げ、全体の色が茶色になるまで炒ります。出来上がった葉をビニール袋に入れ外側かわ揉み砕いておきます。

④びわの葉をティーバッグに詰めて完成

揉み砕いた葉をティーバッグに5〜10gを目安に詰めれば完成です。出来上がった茶葉は湿気の少ない場所で保管することをおすすめします。

淹れ方

①約1Lの水を鍋、又はやかんに入れ、びわの葉を1パック入れます。火にかけて沸騰させます。
②沸騰したら中火で5分ほど煮込む。
③火を止めティーバッグを取り出し半日〜1日ほど置くと美味しくなります。

飲み方

常温、ホットで飲むのがおすすめです。出来上がったお茶をふただび火にかけたり、レンジで温めれば簡単にできます。温かいものを飲むことで、血行促進やリラックス効果が期待できます。1日2〜3杯を目安に飲むのが良いといわれています。

びわ茶の副作用は?

びわの葉には抗アレルギー作用などアレルギー体質の改善に役立つ栄養素が豊富に含まれていますが、過剰摂取によりアレルギーが発症してしまう場合がありますので1日の摂取量には注意が必要です。摂取前にかかりつけのお医者さんに相談することをおすすめします。
びわ茶を飲む上でもっとも注意すべき点は、アミグダリンの過剰摂取です。アミグダリンは体内に入ると有害な物質に分解されてしまいますが、体内の酵素により無害な物質に分解されます。

この酵素が処理できる以上に摂りすぎてしまった場合は、有害な作用が出てしまう可能性があります。アミグダリンは葉にも含まれていますが、多く含まれているのは種の部分です。葉に含まれるアミグダリンの量は少なく、加工する事で有害作用はほとんどなくなります。

一般的に販売されているびわ茶は、アミグダリンに対して処理をされているものがほとんどなのですが、自分でびわの葉から作る場合は、お茶代わりに1日に何度も飲んでしまうと体に悪影響を及ぼす可能性がありますので自分で作ったびわ茶を飲むときは摂取量に十分注意をしてください。