ネロリの効果・効能と使い方や注意点|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル百科

Neroli

ネロリとは?

白い美しい花は純潔の象徴

ネロリはビターオレンジの木に咲く白い花から抽出されます。
ビターオレンジはミカン属の常緑樹で高さ4~5mほどに成長し、定植後4年間は花をつけません。このビターオレンジから7種類の精油、33種の製品ができるといわれています。日本では「ダイダイ」と呼ばれ、古くから親しまれています。

ネロリという名前の由来は、17世紀のイタリアのネロラ(Nerola) 公国の公妃、ブラッキアーノ公爵夫人が、オレンジの花の香りを愛し、革手袋や入浴、便せんなどの香りづけにこの精油を使ったことからネロリと名付けられました。香水業界では、ローズ、ジャスミンとともに古くから使用されてきました。チュニジアやモロッ コでは、オレンジフラワーウォーターがクッ キーなどのお菓子に頻繁に愛用されています。また、オリジナル のコーラ飲料の香りの秘密の材料でもあります。

心の奥深くまで届く香り

ネロリの香りは「天然の精神安定剤」と呼ばれるほど、あらゆる精神的トラブルや、心から引き起こされる身体的な不調の緩和に使用されています。やわらかく包むように心に寄り添ってくれるネロリの香りは、自身の内側の世界を輝かせてくれます。

詳細データ

学名 Citrus aurantium
科名 ミカン科
抽出部位
原産地 フランス、スペイン、イタリア、エジプト、 チュニジア、モロッコ、アルジェリア
主な成分 リナロール(~50%)、β-ピネン、 酢酸リナリル、リモネン、ネロリドール、q-テ ルピネオール、ケラニオール、酢酸ケラニル、 ファルネソール
作用 血圧降下、抗うつ、抗炎症、消化促進、 神経強壮、鎮静、鎮痛、皮膚再生
薄い黄色
ノート ミドル
ブレンド相性 シトラス、フローラル、レジン、 ハーバル、ウッディ、スパイス系の精油と調和します。甘みの強いアフソリュート類との相性がよく、フローラルブーケの華やかな香りを 演出します。ローズマリーやパインのような森林調の精油とブレンドするとやさしいニュアン スを出してくれます。

の効果・効能

【心】不安定な心とあらゆる不調に

自律神経のバランスを整える効果が高く、不安や抑うつ、精神的な緊張などによる不眠やあらゆる心の不調に効果があります。また、女性の月経前症候群(PMS)によるトラブルや、イライラ、更年期の症状にもよくみられる気持ちの浮き沈みにも役立つといわれています。

【体】心の不調が原因の体のトラブルに

ネロリは抗不安作用や鎮静作用の効果が高く、中でも心の不調からくる体のトラブルに役立つといわれています。また、古くから胃腸薬としても使用されており、胃痛や下痢、便秘の改善など胃腸の働きを整えてくれる作用も高いといわれています。

【肌】様々な肌質タイプのスキンケアに

ネロリの精油は長い間肌のケアにも愛用されています。肌への刺激が少ないため、敏感肌、乾燥肌、老化肌など様々な肌タイプに使用できます。収れん作用や、古い角質を除去し肌の再生を促す働きがあるので、シミやシワ、たるみ、妊娠線の改善などにも役立ちます。

おすすめブレンド

ネロリの香りは柔らかな香りながら主張があり、花系や樹脂系の香りと好相性です。
柑橘系とのブレンドは1対2くらいにするのがおすすめです。

心のバランスを整えたいとき

ネロリ1滴+ベルガモット2滴

心地よい睡眠へと導く香り

ネロリ1滴+フランキンセンス1滴

優雅な花園を演出

ネロリ1滴+ローズオットー1滴

主な使用法

芳香浴、沐浴、ボディトリートメント、スキンケア、ヘアケア

使用上の注意点

・妊娠中のご使用は控えてください。
・リラックス効果が高いため集中力の要する車の運転や精密機器の操作中などの使用は注意が必要です。